制御構文

Bashではループや条件判定などの制御構文を用いることができます。コマンドプロンプトでインタラクティブにループを実行することもできますが、特にShellスクリプトを記述することで複雑な処理を実現することができます。

制御構文の種類

Bashにおける制御構文には以下のようなものがあります。

ループ構文

ループ構文はスクリプトの中で繰り返し同じ処理を実行したいときに使用します。 他の言語などでもおなじみのforやwhileなどが利用可能です。

• for
• while
• until

条件分岐構文

bashにおいても他の言語でもおなじみのifやcaseが利用可能です。

• if文
• case文

これらについて以降ページで順に解説します。

• シェルスクリプト (bash)
• 変数の基本
• 特殊変数 (引数などの特殊な変数)
• 文字列の基本
• 文字列 (複数行テキストを扱うヒアドキュメント)
• 文字列 (変数の長さを取得する)
• 数値：四則演算 (expr)
• 制御構文
• 制御構文 (繰り返し)
• 簡単なループ (while, watch)
• よくつかうforループ
• 条件判定 (test)
• その他の処理の制御
• 処理を一定時間止める (sleep)
• micro秒単位でsleepする (usleep)
• シェルからsyslogを利用する (logger)
• HowTo
• ハードディスクを乱数で完全に消去する (shred)
• 乱数ファイルの作成 (dd)
• 置換・行や文字の削除などの文字列操作 (sed)
• 文字列・数字のソート操作 (sort)
• CSVなどから必要なカラムの抜き出し (cut)
• 日数、月数を指定してdateを実行する (date)
• フォーマットを指定して日時を取得する (date)
• UNIXタイムスタンプと時刻の変換 (ruby)
• ユニークなファイルを作成する (mktemp)
• 読みやすいパスワードを自動生成する (pwgen)
• プログラムの実行時間を測定する (time)
• shellスクリプトからパスワードを変更する (chpasswd)
• フルパス文字列からディレクトリ文字列だけを抜き出す (dirname)
• フルパス文字列からファイル名や部分だけを抜き出す (basename)
• grepで文字列の一致する部分だけを抜き出す (grep)