killコマンドを実行するときは、killコマンドにプロセスIDを指定する必要がありますが、 pkillコマンドを使うことで、わざわざプロセスIDを調べてプロセスをkillするのではなく、 プロセス名で直接killシグナルを送ることができます。
pkill <シグナル> <プロセス名>
試しに、適当なプロセスとしてsleepを起動してpkillでシグナルを送ってみます。
$ sleep 100 &
[1] 3059
$ sleep 100 &
[2] 3060
$ pgrep sleep
3059
3060
これでsleepプロセスが2つ動いていることがわかります。
$ pkill -9 sleep
[1]- 強制終了 sleep 100
[2]+ 強制終了 sleep 100
$ pgrep sleep
(何も表示されない)
pkillにプロセス名を指定してプロセスを停止させることが出来ました。