Linuxのバックアップでよくつかわれるのがddコマンドです. もっともよく使うのがディスク全体のバックアップ方法ですが, ディスクイメージを作成してファイルでバックアップする方法と 新しいディスクにコピーを作るのが簡単かと思います.
ディスク全体(ここでは/dev/sda)をイメージファイルに変換しておけばあとは煮るなり焼くなり自由にできます。 もちろんバックアップ先として何かしら元のディスクより大きい容量のディスクスペースが必要になります。NASなどをマウントしておく、外付けディスクをテンポラリで設置するなども手軽でよいと思います。
dd if=/dev/sda of=/mnt/backupdisk/sda.img
ディスクが古くなって破損したなどの場合には、同容量以上のHDDを買ってきて、下のようにコピーするというのもありかと思います。 ただし、ブートディスクと復活されるための方法などは別途検討が必要ですね。
dd if=/dev/sda of=/dev/sdb
バックアップ元 | バックアップ先 | コマンド |
---|---|---|
HDD(/dev/sda) | ディスクイメージ | dd if=/dev/sda of=/mnt/backupdisk/sda.img |
HDD(/dev/sda) | HDD(/dev/sdb)全体 | dd if=/dev/sda of=/dev/sdb |