CentOSのインストールに使用した、インストールメディアをローカルのリポジトリにする方法です。 特別な環境で直接インターネットに接続できない状況下だったり、どうしてもリポジトリに接続できないという事態ってなさそうで、意外とあったりします。この世界。 そういうときに原因究明しようにも必要なツールがないなんてこともあります。 ローカルのインストールメディアをリポジトリにする設定は、以下のファイルにあります。
# cat /etc/yum.repos.d/CentOS-Media.repo
[c6-media]
name=CentOS-$releasever - Media
baseurl=file:///media/CentOS/
file:///media/cdrom/
file:///media/cdrecorder/
gpgcheck=1
enabled=0
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6
/media/cdromなどにメディアをマウントする必要がありそうです。 インストールにつかうDVDをリポジトリにするため、まずマウントをおこないます。
# mkdir /media/cdrom
# mount -t iso9660 /dev/dvd /media/cdrom
続いて、yumをおこなうときには、--enablerepoオプションと--disablerepoオプションを使って行います。
# yum install openssh-clients --enablerepo=c6-media --disablerepo=base,updates,extras